優先モード・絞り優先
優先モード ◎絞り優先-(絞りとボケ具合の関係)
カメラひとくち茶話
HOT TIME-Hitokuchi
はじめの一歩
優先モードで撮影してみよう
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子供達からカメラについて質問を受けたことがあります。
シャッター速度ってナニ?
絞りって?
どんな効果があるの?
スナップ散歩ではスマホも使いますが、スマホ世代の若い人達にしてみれば「シャッター速度」や「絞り」は素直な疑問かもしれません。
ご覧のページではスナップ散歩から、カメラの設定や機能に関連することを端的にまとめました。よろしければお付き合い下さい。それではカメラの優先モードの活用から話しをすすめていきましょう。

優先モード

カメラはオートモードでも綺麗な写真が撮れます。しかし時折イメージ通りに撮影できないことにも気が付きます。そんな時こそ
撮影モードダイヤル
から優先モードを選択し、各機能も使いながらイメージした写真に近づけるよう撮影してみましょう。
下記の撮影モード表は普段から愛用しているカメラです。

》SONY RX-10のモードダイヤル表記
(絞り優先) 背景をぼかしたいときなど絞り値で撮影する
(シャッター速度優先) 動きの速いものを撮るときに適しています
(マニュアル露出) 絞りとシャッタースピードを手動で設定し好みの設定で撮影

》Canon EOS-Mのモードダイヤル表記
Av(絞り優先AE)
Tv(シャッター速度優先AE)
(マニュアル露出)

絞り優先

絞りとボケ具合の関係
絞り値はF値とも呼びます。絞りの値は数値で表されカメラに入ってくる光の量を
絞りリンク
で調整します。絞り優先は静止している被写体の撮影に適し、植物の撮影など背景をぼかし主人公を強調したいときなどに有効です。背景をぼかすことを「後ボケ」、前をぼかすことを「前ボケ」といいます。
絞りはF値4~F2.8と数値が小さくなるにつれボケやすくなるのに対し、F値11~F16と数値が大きくなるにつれ
全体的にピントが合う
全体にピントが合うことをパンフォーカスといいます
ようになります。
それではF値の違いによる背景のボケ具合を写真で見比べてみましょう。
★絞り値による背景のボケ具合の比較画像。
@絞り値による背景のボケ具合 F値2.8の撮影 F値16の撮影 写真を並べました
★背景のボケ具合に注目しながら、絞りF2.8~F16までの6枚の写真を1枚にまとめ比較しました。
A絞り値による背景のボケ具合 F2.8~F16までの6枚をまとめた比較写真(背景ボケ)
★絞り優先で撮影した植物の画像(スナップ10枚のスライドです)
後ボケを意識した撮影から9枚 散策地で撮影した植物達
レンズとF値
レンズには焦点距離を変更できる「ズームレンズ」と固定された「単焦点レンズ」があります。単焦点レンズはF値が小さいのが多く、大きなボケ味が得られます。
開放値
絞りの値=F値はレンズによって異なります。また絞りの最小値を開放値と言います。
被写界深度
被写界深度とは
ピントが合っているように見える前後の範囲を被写界深度といいます。
被写界深度は@絞り値/Aレンズの焦点距離/B撮影距離で押さえることができます。
★F値による各項目の関係表
・・・ F値が小さくなっていくと F値が大きくなっていくと
ピント 背景がボケやすくなる 全体的にピントが合ってくる
F値目安 F値4~2.8(絞りを開く) F値11~16(絞りを絞る)
シャッター速度 早くなる 遅くなる
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絞り優先

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