孫と首里城日記 2019.8.20
5歳の孫は市立幼稚園の児童こども園に通い始め1年が過ぎた。昨年6月に四つ違いの妹ができ、これまで母親の愛情を独占できたお兄ちゃんだったが、妹へのやきもちも見え隠れするようになった。やきもちはある意味で愛情の裏返しでもある、気にもならない人へはやきもちなんて湧くことはない。母親への愛情は絶大で世界一なのだ。兄妹とは日常の暮らしの中で喧嘩もしそして遊び、日々の生活の中で絆は深まり、成長の過程で自然と解決できるものは解決していく。お爺ちゃんはそっと見守っている。
8月、学生諸君は夏休みの真っ盛り、気温も30度を超す猛暑も続いている。そんなある日『首里城に行きたい』と孫にせがまれ、急な計画に少し戸惑いもあったが可愛い孫のことだ、家族で首里城に行くことになった。...ということで今回は首里城見学からフォト日記を短く綴ろう。
ところで孫の父親は自衛官だが職務上の都合でどうしても休みが取れない事情があった、そこで爺の出番となったのだ。首里は沖縄の歴史を語る上でも大切な地であり好きな散策地だ、幼い孫にとっても首里城の思い出になってくれれば良い。
首里城にて
首里城入口の入場券売り場は観光客で溢れていた。きっと
ウチナーンチュ
ウチナーンチュ
方言「沖縄の人」という意味
は私達家族だけだろう、列の前後で飛び交う言葉は察するに台湾語それとも韓国、中国かな? 観光旅行という解放感もあるだろうがアジア系の人は声がデカイ、こちらも負けじと方言で孫に話しかけてみたが案の定キョトンとしていた。沖縄の方言も日常的に使うことがなくなった今、方言を理解できる世代も私までかな..
...などと考えていると入場券売り場の窓口までやってきた。
気が付くと孫はいつのまに列から離れ広場で走り回っている、活発で何にでも興味を示す年頃だ、大いにはしゃぎ遊んでいいぞ.. 今日は一緒に羽を伸ばそう。
スナップ散歩は健康的で気分も爽快。カメラの趣味が散歩の背中を押してくれます。
シャリンバイ

シャリンバイ
常緑低木で生け垣などに適し、4月~5月頃に小さな白い花が咲く
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孫とそっくりなクンちゃん
2018年7月に公開され話題作となった長編アニメ「
未来のミライ
未来のミライ(東宝配給)
甘えん坊の4歳の男の子と未来からやってきた妹のミライちゃんの物語。2018年5月カンヌ国際映画祭でも上映。公式サイトは以下へ
http://mirai-no-mirai.jp/
」、アニメに登場してくるクンちゃんはまるで孫のT君を見ているようだ。階段を上り下りするクンちゃんの動作や仕草、そしてミライちゃんへのヤキモチなど動的な面と精神的な子供の内面がよく描写されている。同じ年頃を持つ親や家族には共感する作品だと思った。
さ~て5歳の幼い孫の目に、首里城はどのように映ったのかな.. それでは今回のスナップからいくつか紹介しながらページを閉じたいと思います。最後までありがとうございました。
snap9-首里城へ孫と
『ここには昔、王様がいたんだぞ』
『どうして今は住んでいないの』
『そうだなあ!』
『ネ~どうして』
少し長くなってしまいそうだ..、
この辺でおわりにしよう..
孫と首里城日記 2019.8.20

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