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ここでは
逆光
時の撮影例を上げながら、露出測定による写真の明るさについて考えましょう。
逆光は光源(ハイライト)を正面から受け眩しいこともあり一般的には避けたい傾向があります。そこで逆光に対応できる測光モードについて取り上げました。測光モードは頻繁に使用する機能の一つでもあり、使い方ひとつで写真の仕上がりは良くなります。それでは各測定方法で撮影した画像を比較しながら、逆光時の露出測定の違いによる写真の明るさについてみていきましょう。
逆光(ぎゃっこう)とは光源を正面にした光。また光源を背中にした光を順光といいます。
レフ板
を使う手もありますが、ここでは露出による明るさがテーマなので補助光は外して考えていきましょう。![]() レフ板とは光を反射させて被写体を照らす道具です。 |
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露出の固定とフォーカスロックフォーカスロック
同様に露出の固定もマスターしましょう。フォーカスロックとはシャッターボタンを半押しの状態でピントを固定するという意味。ピントを固定したらその状態で構図を決めてシャッターを深く切ります。またフォーカスロックは被写体からカメラを遠ざけたり近寄ったりしてはいけません。 測光モードから中央重点測光を選び、逆光の影になった主人公の顔に露出を合わせて固定します。次に主人公にシャッター半押しでピントを合わせて固定し、 固定した状態をキープしながら構図を決めシャッターを深く切って撮影します。 ◆野菜を逆光で撮影-3枚 露出を固定するには..![]() memo
|ここでは筆者の愛用カメラで説明しています。ユーザーのカメラ取扱説明書を参考にし露出の固定を是非マスターして下さい。また露出の固定は逆光だけとは限りません。きっといろんなシーンで役に立つでしょう。 ◆SONY DSC-RX10 カメラの設定から「カスタムキー」→「AELボタン」→「再押しAEL」に設定すると、 AELボタン
で露出の固定と解除の繰り返しができるよになります。![]() カスタム設定でAELボタンのカスタムで「再押しAEL」にすると、AELボタンで固定と解除ができる ◆Canon EOS-M 露出の固定ボタンを使います。詳細は取扱説明書の「明るさを固定して撮る(AEロック)」で確認できます。 |
背景を意図的に
白飛び
にした撮影例。
白飛び(しろとび)とはハイライト部分が白く抜けること。ここでは暗い箇所(影)に露出を合わせることで、明るい箇所は更に明るく飛んで行き、白っぽく色が抜けていくことをいいます。
※白飛びや黒つぶれにならないようヒストグラムを活用する方法もあります。 |
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参考ページの紹介![]() |
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