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シニアの快適さんぽ記 Snap Sanpo.blg-18
今回のひとくち茶話は..  生活情景を表現的に撮るというテーマからページをすすめていきましょう。スナップ散歩からの写真と記事も合わせてどうぞ!
生活情景を表現的に撮る!
家族の歴史が詰まったアルバム。写真を見ながら当時を懐かしく思い出す人はきっと多いことと思います。一般的に家族の写真は「はいポーズ」のカメラ目線で、決めポーズの写真が多いかと思います。家族の歴史や成長記録を残していく上でも、カメラ目線の撮影は大切です。家族が集うと指でピースサインを作りながら「さあ記念撮影です」
さて一方で自然で飾らない表現的な撮影もあり、写真からは想像性やメッセージなどを感じさせることがあります。生活の中にも表現的な撮影チャンスは数多くあります。
下の写真は2022年8月に亡くなった母です。大正生まれで享年100歳の生涯を生き抜き、先の戦争も体験しています。母は読書が好きで昼どきの2~3時間は本を開いているのが日課でした。写真は98歳の冬の頃、驚くほど元気な母でした。
母98歳、どんな本を読んでるのかな..
生活の中にも表現的な情景や瞬間があり、周りを見渡すとその被写体はやまほどあるかもしれません。また近隣の見慣れた風景も四季の流れの中に美しさは隠れていたりします。
生活圏の見慣れた「当たり前」の情景の中に、優しさや美しさをみつけられる人は幸いです、カメラはいつだって準備ができています。人は写したいという動機があってカメラを構えますが、撮影のコツは表現的に撮影したいと思い、被写体に素直に向き合うことが大切です。筆者は失敗も数多くありますが、失敗から学ぶこともまた多かったといえます。
Snap7(生活圏の情景を表現的に..)
カメラの小箱
カメラは魔法の箱
20代後半の若いころに一度カメラから離れたことがあります。転職による忙しさに追われ、一日一日にただ流されていくだけの苦しい日々は長く続きました。
そんなある日、忘れていたカメラを思い出しファインダーを覗くと、近隣の見慣れた風景を美しいと思ったことがあります。写真は時に写した人の心をも写すことがあります。
一度立ち止まってファインダーを覗いてみないか... 忘れた大切なものを思い出すきっかけになるかも知れない。カメラはまるで魔法の箱のようです。

夕暮れ
相撲のテレビ中継を見ながら洗濯物を畳む妻は
貴景勝
2023年初場所現在の番付は大関
貴景勝(たかけいしょう)
のファン。今日の取り組みは貴景勝の圧倒的な押し相撲で白星が一つ増えた。妻も機嫌よさそう.. 少し弾んだ声で「今日の夕飯なんにしようか」と振り返った妻は穏やかな表情をしていた。

孫と散歩シリーズ
仲良し姉妹。さて今日はどちらへ ..
撮影memo
姉妹が歩いていく方向へ先回り。二人の背丈に合った
ローポジション
低い位置にカメラを構えること。
から望遠で撮影しています。運よく
連続撮影
シャッターを押している間、連続して撮影します。また連続撮影のことを連写ともいいます。
※シャッター設定モード(ドライブモード)を連続撮影にします
の中にベストショットがありました。手をつないで歩く孫たちの仲良しこよし、自然な表情に心が和みます。
爺のひとりごと
孫の誕生。成長していくその姿は家族にとって喜びと希望に満ちた日々です。そんなある日『じ~爺い~』と初めて孫の小さな口が開いた。
その時の喜びはどう説明したら伝わるだろう。爺の老年期の今を生きる人生に希望の光が射し込んだような気がした..
ほんのり縁側記
定年も過ぎシニア族とはいえ共働きは続いており、妻は今年で退職の予定だが、私はもう少し契約社員で頑張っていくつもりだ。技術系の仕事なので若手が育つまでの間、あと数年は職場に残ることになるだろう。
職場では若い人が多いせいか、自分がシニアという自覚が薄いような気がしていました。休日には孫たちからお爺ちゃんと呼ばれると「そうか俺はシニアなんだ」と確認している自分がいたり...

歳を重ねる中で自覚のときは「いつのまに」の感覚があり、青年期には「おじさん」とはじめて呼ばれた時はショックでしたよ。幼少期から青年、そして高齢へとすすんで行く中で、年齢的な呼ばれ方への自覚はすぐにできるものでもありません。今ではシニアという自覚に「いつのまに」目覚めています。そして健康で長く生きられたら孫たちの成長を楽しみに、そしてスナップ散歩も楽しんでいきたい。退職は2年先を考えています。
2023.1
本の処分で
息子(長男)は技術系の専門大学を卒業後に、電気技術への道を選びました。あれから随分と年月が経ち、今では大手の電気関連会社で責任ある地位にある。そして家庭を持ち一児の父として家族を支えながら、成長していく息子の姿を頼もしく思います。
ところで3人の子供たちも皆結婚し、今は身の回りを少しづつ整理していこうと考えている中で、ずっと捨てられずにいたこの電気関連の教本も、彼の承諾を得て思い切って処分することにした。
忘れてしまいそうな遠い昔、息子がお世話になった教本達に感謝を込めながらシャッターを切った。「ありがとう」
snap PHOTO diary
孫の夏休み
クマゼミ
セミといえば夏、夏といえば夏休みをイメージする。南国沖縄のセミを調べてみると9種類のセミが生息しているようです。
この島では早ければ6月にもセミの大合唱となり、夏休みは父子でセミ取りの光景をよく見かけます。孫は昆虫が好きで虫かごを肩に回して掛け、網でバッタを追いかける姿はここ数年の定番になっています。今回はバッタの写真ではなくセミになりました。

Snap2
カメラを持って散歩へ。ほら季節の花も待ってるよ。
コスモス

コスモスは秋の季語にもなっており、漢字は秋桜。一年草でメキシコが原産。夏から秋にかけて花が咲く。


シニアの快適さんぽ記
Snap Sanpo.blg-18
●生活情景を表現的に撮る!
●カメラの小箱「カメラは魔法の箱」
●シニアという自覚のとき
●本の処分で
●孫の夏休み
●他、snap PHOTO diary

■東南植物楽園(1)
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■クマゼミ
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■オオベニゴウカン(7)
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